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3.19雪の枝柔らかい陽光や春を思わせる雨が何日か続いて冬は終わりかと期待していたのに......昨日も今日も雪が降りました。天気予報は明日もまた雪マーク。春はまだのようです。

去年も豪雪で雪解けが遅れましたが、今年はさらに遅れそうだと伝えられています。3月も下旬というのに、1メートル以上の雪が積もったままの所はざら。2メートル以上残る所も珍しくありません。
3.19裏山の雪多すぎて厄介者になっているこの雪。夏まで保存できないか........。資源として使えたらどんなにいいだろう.......。

あちこちでいろいろな研究や試みがなされているようですが、19日付の毎日新聞に興味深い記事がありました。雪山に木のチップをかぶせるだけで雪を夏まで保存できるのだそうです。栃尾でもできるかな? 

読んでいない方のためにご紹介します。


自然エネルギー:「雪冷熱」に熱い期待

 各地で記録的大雪となった今冬。豪雪地帯では、厄介者の雪を冷房、冷蔵などのエネルギーとして活用する研究が活気づいている。自然エネルギーへの期待が高まるなか、空からの贈り物が電力不足を救う日は来るか--。【大場あい、江口一】

 ◇木のチップかぶせ夏も保存
 北海道内陸部の美唄市の雪原に、巨大な雪山が次々出現している。なかでも“総雪量”3200トン、底辺25メートル×43メートル、高さ6メートルの過去最大の研究雪山を手掛けるのは、産学官でつくる「美唄自然エネルギー研究会」。雪の中には、コンテナの貯蔵庫などが埋め込まれている。

「ここ数年は雪を集めるのに苦労したが、今年は大丈夫。エネルギーに対する関心も高まっており、雪を資源として使う社会に転換するチャンスだ」。研究会のプロジェクトリーダー、角一典(かどかずのり)・北海道教育大旭川校准教授はそう力を込める。

 また独立行政法人・土木研究所寒地土木研究所(札幌市)も、今年度初めて底辺が12メートル四方の雪山4基を造成し、研究を始めた。

 雪は解ける時、周囲の熱を奪う。この現象を利用したのが雪冷熱で、雪1トンは、石油10リットルで発電して物を冷やすエネルギーに相当する。除雪で雪捨て場に集められる量は全国で毎年5000万トンと推計され、その半分でも冷房や冷蔵に使えれば、石油25万キロリットル分が節約できる。

 雪を通年で保存するには断熱性の高い大きな建物が必要だと思われがちだが、美唄自然エネルギー研究会を率いる媚山政良・室蘭工業大教授(機械工学)らは00年、雪山に木のチップをかぶせるだけの「保存法」を考案した。05年から毎冬、雪山を造成して実証を重ね、夏でも「好きなだけ雪が使える」と媚山教授は胸を張る。

 農水産物の冷蔵や建物の冷房など、雪の使い道はさまざま。美唄市などは、雪冷熱でインターネットのサーバーを冷やす「ホワイトデータセンター」を提案し、既に数社が手を挙げている。冷房コストは首都圏の20分の1に抑えられるという。

 このほか新潟県上越市では、農業生産組合が地域の特産品である棚田米の貯蔵に利用するなど、積極的な「利雪」を展開。同県柏崎市の福祉施設では、雪庫にためた雪による冷房システムを導入するなど、豪雪地帯を中心に利用は広がっている。

 政府は「雪冷熱エネルギー」を新エネルギーと位置づけ、経済産業省や国土交通省、農林水産省がそれぞれ、補助金などで施設整備を支援。また議員立法で今国会で改正される見通しの豪雪地帯対策特別措置法でも、新たに雪冷熱エネルギーを利用した施設の建設を促す内容の条項を盛り込む予定だ。寒地土木研究所は、今年度の雪山研究を基に、14年度までに、雪捨て場で雪冷熱を利用するための技術指針を策定する。

 媚山教授は、福島第1原発事故後、雪冷熱への期待の高まりを感じるという。「原発のような複雑な仕組みではない。こういうシンプルな技術が、これから重視される」と話す。

 また、地域の再生エネルギー資源活用に詳しいNPO「持続可能な社会をつくる元気ネット」の崎田裕子理事長も「東日本大震災以降、地域でなるべくエネルギーを自給自足することの意義が高まってきたのではないか。地域の特性にあった資源を有効活用すれば、地域活性化にもつながる」と期待を寄せる。

毎日新聞 2012年3月19日 10時55分(最終更新 3月19日 12時23分)



  毎日新聞サイト
2012.03.20 / Top↑
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